昨日の写真のお口直しです。リキとドラ。ドラは、リキが散歩中に草むらで見つけた捨て猫です。生後1週間くらいでした。
妻が初めてテニスと出会ったのは、約30年も前です。
同じ宿舎の奥様に誘われたのがきっかけです。そのころはほんの遊び程度でしたし、数年後次男が生まれたこともあってしばらく中断していました。
ところが、やっと次男が歩けるようになると、何かにとりつかれたように次男を自転車(そのころはマイカーがありませんでした。)に乗せてテニスコート通いです。ですから、今でも次男は、「僕はテニスコートで育った。」と言っています。
S市では勿論、転勤先でも地元のクラブに入り、頑張っていました。
最初はC級でしたが、いつの間にかA級に昇級していました。
ところが、妻が試合に出た日は家族は大変です。勝てばルンルン気分で家事が手に付かず、負ければ負けたで、側から声さえさえかけられないほどの落ち込みようで....。当然夕食は通夜のようです。そんなとき、決まって、「もうテニスは止めた」とつぶやくのです。たまに数日間落ち込んでいることがありますが、たいていは、翌朝何事もなかったように、「さあ、今度こそがんばるぞ!」と気合を入れています。
また、帰宅後、しばしばテニス仲間と電話で長々と反省会?
技術面、精神面と、門外漢にはかなり高度な内容に聞こえます。
............... 「お前たちはプロか?」
私は、「自由に好きなテニスができることだけで幸せだ。」と思っているの
ですが、妻にとっては、「やって当然」らしいのです。「だって、ミンナやってるもん。」.....。そりゃあそうでしょう。貴女の言うミンナは、限られたミンナだ!
妻のテニスへの入れ込みようを示すエピソードをご紹介します。
その1 ジャージーで母親の臨終に駆けつけちゃった事件
その日の昼ころ、義母が入院していた病院から自宅に「大至急来てください」電話があり、次男から連絡を受けた妻はテニスコートから病院に直行しました。ところが、医者から、「今夜がヤマ」と言われたとかで、テニスコートにUターン。しかし、夕方になって容態が急変。妻がジャージーのまま病室に戻ったときは、医者が義母の脈をとっているところでした。一応臨終には間一髪間に合いましたが....。
子供たちから常日頃、「お母さんはお婆ちゃんの死に目に会えないよ。」と言われていましたが,まさにそのとおりになるところでした。そして子供たちに言われました。「お父さん。お母さんに見取ってもらうことは今から諦めておいたほうがいいよ。」 ....そのつもりです。
その2 納骨飛ばし事件
テニスの試合と親の納骨がぶつかったとき、普通どちらを選択しますか?
妻はテニスの試合を選びました。「試合は前から決まっていたし、私が出ないと他の人に迷惑がかかる。」だって。重ねて言う。「お前はプロか?」
posted by tosshy at 11:27|
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日記
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