
白樺の切り株

白樺...薪になりました。

センノキの切り株

センノキ...いずれログ椅子かテーブルの脚に?

10月23日、家のすぐ側の木を二本切り倒しました。10月18日に書いた白樺とセンノキです。
白樺はもともと朽ちやすく、しかも根の張り方が浅いため風などで倒れやすい木です。
今回切った白樺は、樹高が15メートル以上あり、屋根の上に覆いかぶさるように大きく傾いています。しかも、根元の皮が四分の一しかなく、皮のないところは腐っており、誰の目にも切らざるをえない状態でした。
問題は、果たして家にぶつからないように切り倒せるかどうかです。
しかも、切り倒すのが例の素人イケイケ集団?(失礼...)です。後は運を天に任せるしかありません。
ところが全くの杞憂でした。
手慣れたもので、白樺の上部に引っ掛けたワイヤーを、倒す側にあるしっかりした木に回し、四輪駆動車で引っ張りながら白樺の根元をチェーンソーで切り始めると、哀れ白樺はバキバキっと音を立てて、最も望ましいが最も困難と思われた方向に倒れるではありませんか!
お見事!の一言です。二度と素人集団とはお呼びしません。
次はセンノキです。まだ真っ直ぐにたっているし、危険が切迫しているとは思えないので、ひょっとしたら助けられるかもしれない...。
かくして、腐った部分をチェーンソーで少しずつ削り取りながら傷み具合を調べました。
すると、助っ人4人の意見が、今すぐ切るが二人、しばらく様子を見るが二人と真っ二つに分かれ、「オーナーさんご決断を」と言われました。
樹高15メートル、樹齢30年以上と思われる、我が家の入り口にあるシンボルツリー的存在の木です。
私としてはできるものなら残してやりたかったのですが、「傷みの程度から見て、いずれ切らざるを得ないだろう。それまでに倒れるようなことがあったら、家や電線に被害が出るのは明らかだし...。」
...で、悩んだ末、ファイナルデシジョンは「切る」にしました。
この木は、真っ直ぐに立っていたので、白樺に比べると簡単に倒す事ができました。
かくして、懸案だった危険な木を無事倒す事ができました。
確かに木には感情はないかもしれません。しかし、人間の勝手な都合で命あるものの命を奪ったことに変わりはありません。何となく気持ちが重くなりました。
白樺は痛みがひどかったので全て薪にしました。しかし、センノキは根元から2メートルまでの部分は傷んでいましたが、それから先の部分は無傷でした。それらは薪にしないで、ベンチやテーブルの脚などに加工して残したいと考えています。
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