
私は毎朝7時前には起きている。 オニヨメもたいてい7時半までには起きてくる。
ところが、今朝は8時を過ぎてもオニヨメが起きてこない。
いつもだったらそのままほっておくのだが、昨夜、「明日は午前中豊平体育館で練習がある。8時半には家を出なければならない」と言っていたので気になって起こしにいった。
熟睡していたオニヨメに「まだ起きないの?」と声をかけると、目を覚まして時計を見るなり「大変だ」と言いながらガバッと起きた。
それからが大変。いつものことながら、家の中をバタバタと走り回って身支度をし、「リキちゃん(の散歩*)頼むね」と言い残すと、朝食もとらず、どうにか8時半前に出て行った。
*リキの散歩は、朝がオニヨメ、夕方が私と決まっている。
その後、一人のときの定番の朝食(フレンチトースト、果物、コーヒー)を食べ、リキの散歩に出かけた。
リキの散歩は別に嫌ではない。しかし、今朝のようなことがあっても、オニヨメは「ごめんね」とか「ありがとう」とはまず言わない。
それどころか、「ちゃんと散歩に行ってくれた。本当は、2回ともお父さんが行った方がいいンだよ。ただでさえ運動不足なんだから...。家の中にばかりいたらダメだよ。早くボケるよ。私はテニスをしているから大丈夫だけど」と言われるのがオチだ。だからストレスがたまる。
ところが、久しぶりにリキと朝の散歩をして気づいたことがあった。
ニセコにいるときは、周囲はそれこそ悠々自適の人たちばかりなので、曜日の感覚はほとんどなく、日中ブラブラすることへの抵抗は全くないが、札幌にいるとそうはいかなかった。平日遊んでいる自分が怖かった。
しかし、今朝は、足早に仕事に向かう人を眺めながら犬と散歩しても全く抵抗がなかった。仕事を離れて1年半か...。
誰でも間違いなくトシをとる。トシをとってからジタバタしても決して過去には戻れない。
「ありのままの自分を受け入れる」...美しく?老いていく上で大事なことなのかもしれない。
よろしかったら左欄外の癒しのワンクリックをお願いします。