2007年02月26日

雪の国から...その19

 9月初め、注文した資材がようやく揃いましたので、早速作業に取り掛かりました。

 @垂木にペンキを塗る。垂木に番号を付し、それぞれ、所定の場所にヒートンを取り付ける。
 Aビニールシートのうち、特殊な形状の部分をカットする。ビニールシートに番号を付し、それぞれにハトメを取り付ける。
 Bビニール紐を、留める箇所に応じた長さに切り、それをビニールシートのハトメに縛る。

 その過程で、ハトメの間隔をもう少し狭めたがいいかもしれないと考え、ハトメとヒートンを60個ずつ追加注文しました。

 ヒートンやハトメの取り付けは簡単ですので、..ヨメに手伝ってもらうつもりでした。...が、あいにくテニスの試合が詰まっていた為、札幌に帰っていました。

 一人で毎晩のように夜なべをしましたが、この下準備だけで3週近くかかりました。

 次に、出来上がった垂木を外壁にコンクリートボンドで留めました。ところが、これが予想以上に大変でした。

 コンクリートボンドは時間が経てば強い接着力が出ます。しかし、垂直面で垂木の重さに絶えるだけの接着力が出るまで、最低10分間は手で押さえておかなければなりません。
 しかも、梯子に登ったままの作業なのでかなり疲れます。数も多く、この作業だけで1日半かかりました。

 そのとき、優しく癒してくれた羊蹄山です。
001-05-10-youtei.jpg

 次はいよいよ屋根への貼り付けです。

              (続く)
 ..ヨメ情報 
 夕方「無事チョップが終わった。今のところ副作用の症状は出ていない。明日あたりからか?先生が『2回目のリツキサンの効き目で首のリンパ腫がとても小さくなった』と言っていた」とメールがありました。


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posted by tosshy at 21:57| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

雪の国から...その18

 構想がまとまったところで資材の注文です。
 
 我が家の場合、屋根の形状が単純な切妻ではなく、山あり谷ありです。しかもずぶの素人、どうしても図面だけでは分かりにくい箇所がありました。

 そこで、家を建てたときに設計図を見ながら自分で作った50分の1の模型の屋根に、同じスケールに切った紙を貼って確認しました。

001-mokei.jpg

 遊び半分に作ったものが、意外な所で役に立ちました。

 注文した資材は次のとおりです。

 ビニールシート(0.5ミリ厚)1.35m幅を合計30.5m1.2m幅を合計103.1m...合計31枚。あらかじめ長さを指定してカットしてもらいました。
 垂木(3×4.5×182) 30本
 ヒートン 140個、 ハトメ 140個
 ペンキ 1缶(0.7L)、 ビニール紐 300メートル
 コンクリート用ボンド 1缶(3L)
 耐寒、耐水接着テープ 15巻
 
 合計約8.5万円。..
 
 ヨメ曰く「高いおもちゃだね」...確かにそうです。

              (続く)


 ..ヨメ情報 
 今朝のメールでは体調は良さそうでした。現在、24日のリツキサンに引き続いて2回目のチョップを受けている最中です。


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posted by tosshy at 12:18| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

雪の国から...その17

 前にも書きましたが、100平米の屋根に締まり雪が1メートル積もっていたら、その重さは実に40〜50トンです!
 家の為には屋根に積もった雪は絶対早く落とすべきです。

 定期的に屋根に上って雪下ろしをすればいいのですが、定住していない限り無理ですし、人に頼めば費用が馬鹿になりません。

 ニセコの我が家の場合、屋根の勾配を大きくする事ができないので、天井裏に暖気を送って強制的に落とすしかありません。

 当ブログ「雪の国から...その1〜」に書いてきたように、天井裏に暖気を送る方法をいろいろ試しましたが、決定打はありませんでした。

 2003年ころから、暖気を送るだけでなく、屋根を滑りやすくする方法を考えるようになりました。

 その結果、テーブルクロス等に使われている透明のビニールシートが、表面に水があると滑りやすく、氷も付きにくい事にヒントを得、屋根にビニールシートを張る事を思いつきました。

 ..ヨメに話しましたが、一笑に付されました。ならば実証しようと、札幌の自宅で2シーズンにわたって実験しました。

 コンパネを2枚用意し、日当りがあまりよくない場所を選び、ニセコの屋根と同じ勾配(100分35)にしました。
 1年目は一枚にビニールシート(塩化ビニール樹脂)を張り、もう一枚は何も張りませんでした。翌年は、ビニールシートの他、比較の為、雪などの滑りがいいと言われている、いわゆるブルーシート(ポリエチレン)を張りました。、

 その結果は期待通りでした。ビニールシートは、気温が低くても雪が5センチも積もるとサラサラと滑り落ちました。一方ブルーシートは15センチ積もっても滑りませんでした。
 もちろん、何も張らないコンパネは50センチ積もってもそのままでした。

 絶対使える!そう確信しました。

 その矢先、2005年の2月と3月に重大事故(当ブログ、雪の国から...その11〜13)が起きましたので、いよいよビニール張り作戦を実行することにしました。

 しかも、その年の3月に仕事を辞めましたので、時間だけはたっぷりできました。

 6月から具体的作業を始めましたが、ビニールシートを屋根に張る方法がなかなか思い浮かびませんでした。

 結局、ビニールシートの端にハトメを取り付け、壁(サイディング)にヒートン付きの垂木をコンクリートボンドで接着し、紐で引っ張って固定することにしました。

 ヒートン
01-hiitonn.jpg

 最初は、ゴム紐を使ってワンタッチで着脱する事を考えましたが、ゴムで引っ張ると絶えずテンションがかかっているし、風で引っ張られると、ゴムが伸びてビニールが浮き上がる心配があるので止めました。

 ビニールシートの枚数等は、家の設計図を元に何度も図面を描いて割り出しましたが、実測してみると、僅かですが狂いがありました。

 ビニールシートの厚さは、強度、作業のしやすさ、コストなどを考慮し、0.5ミリにしました。

 横葺き屋根の場合、端の鉄板を折り曲げた部分が鋭利なため、そのままだとビニールシートが簡単に裂けてしまいます。

 そこで、ゴムホースを短く切り、切れ目を入れて二重に重ねて角々に張ることにしました。

 また、端が段々になっているため、そのままビニールシートを張ると隙間ができてしまいますので、寒冷地用強力接着テープでしっかりと隙間を塞がなければなりません。

 ビニールシート同士は、少し重ね合わせて寒冷地用強力接着テープで止めることにしましたが、問題は、隙間なく止めるかどうかです。

 隙間なく止めると、少しでも風が入り込んだ場合、ビニールシートがヨットの帆のように膨らんで剥がれる可能性があります。 そこで、実験的に、隙間なく張リ合わせた部分と、隙間を(風の抜け道)をあけた部分を作る事にしました。
 

                      (続く)

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