そのときの羊蹄山とアンヌプリです。
羊蹄山

アンヌプリ

丁度今と同じ時期です。今年もきっとこのように見えているでしょう。
そのときの屋根

ビニールシートがあるところは雪がきれいに落ちています。
その後、
屋根の雪がすっかりなくなりました。

すると、ビニールシートが哀れな姿を現しました。
結局、ビニールシートは北西側が1枚、尾根が1枚、そして南東側が2枚、合計4枚剥がれていました。
南東側は、垂木も1本なくなっています。その垂木は、剥がれたビニールシートと一緒に南東側のデッキの前に落ちていました。
この状態で強風が吹けば被害が大きくなると考え、天気が良い日に家本体の屋根のビニールシートを撤去しました。
その後また雪が降りました。気温は結構高かったのですが、家本体の屋根の雪は、
落ちていません。

しかし、ビニールシートを残していたデッキの屋根は、
キレイに落ちました。

私の、画期的プロジェクト(ビニール張り大作戦)は、ある意味では成功ですが、やはり失敗と言わざるを得ません。
+要素
@ 明らかに雪が落ちやすくなる。
A 雪の落下地点が、張らないときに比べて、1.5メート以上家から離れる。(家への影響が小さくなる)
−要素
@ 風に弱い。
A 寒さで硬くなりもろくなる。
B 繰り返して利用することが不可能(コストが高くつく)。
C 張る作業が大変(技術的に難しく、危険が伴う)。
D 住んでいない時、低温が続くと効果は小さい。
E 張った後は屋根に上れなくなる(雪庇を落とせない)。
こうして、私の「もしかしたら特許」の夢は儚く消え、膨大な有害産業廃棄物が残りました。
もちろん、可能限り有効に再利用するつもりですが、中途半端に厚く用途が限られるため、頭が痛いところです。
(続く)
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