つまり、黄色いゴミ袋だと、カラスは中身が確認できないためアタックしなくなるというカラクリです。
昨日の北海道新聞(夕刊)に、十勝の音更町で黄色のゴミ袋を導入するという記事が出ていました。


ゴミ収集を有料化している道内の自治体では初めてだそうです。
全国では、東京都杉並区を始め相当数の自治体がすでに導入しているらしく、その袋を製作しているメーカーによれば、そのほとんどで効果があるそうです。
札幌市でも有料化の話しが出ており、当然黄色いゴミ袋の導入が検討されると思います。
しかし、気がかりなことがあります。それは、平成18年12月13日付けの『東奥日報』の次の記事(要約)です。
青森市が昨年6月から10月にかけて実施した、(黄色のゴミ袋の)実験では顕著な効果が認められず、結局黄色のゴミ袋の導入を諦め、小さなメッシュのネットにした。
専門家は青森のケースについて、『カラスは学習能力に加えて問題解決能力があるので、黄色いゴミ袋の秘密を見破ったのではないか』と分析しています。
札幌のカラスはまだ黄色のゴミ袋の秘密を知らないと思います。しかし、偶然?一羽がその秘密を見破ったら、たちまち全市のカラスに伝わることでしょう。導入は慎重にすべきだと思います。
とすると、やはり、小さいメッシュのネットかケージかも知れませんね。
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