夜になっても、横になったまま甲高い声でワン、ワンと鳴き続けます。尋常ではない鳴き方なので、どこか痛みがあるのかもしれないと心配になります。
頬を擦ってやると泣き止みますが、擦るのを止めると再び鳴き始めます。
そうか、耳も眼も不自由になったため、自分の置かれた状況が分からず、不安から甘えているのかもしれない、と思えてきました。
そこで、夜中の12時ころ、側に行って大声で『うるさい!』と叱りつけました。
すると、ピタッと鳴くのを止め静かになったではありませんか。
(7月10日)
朝、リキの様子を見てびっくり、

横臥状態で寝ているものと思っていましたが、こんな格好で寝ていました。
しかも、部屋の角に大量の糞がありました。その状態から見て、踏んばって用を足したことは明らかです。
小は垂れ流し状態でしたが、寝る前の様子からはとても信じられない光景でした。まさかココまで回復するとは...。ひょっとしたら奇跡が起きるかもしれない、と思いました。
表情も昨日とは比べ物にならないほど生き生きしていました。
伏せの姿勢で水を飲み、餌も食べました。食欲も以前とほとんど変わりがありませんでした。ただ、
必死に立とうとするのですが後ろ足が思うように動かないらしくすぐ倒れてしまいます。
顔の前でゆっくり手を動かすと眼で追いますが、モノを落とすと分からなくなるようでした。
近くで名前を呼んでも全く反応しないので耳はほとんど聞こえないようです。
しかし、暗闇に一条の光が射した感じです。
時間がかかるかも分かりませんが、何とか自力で立てるようになってほしいと願っています。
笑うな!

間に合わせにある人のお下がりを使いましたがかなり無理がありました。やはり犬用じゃやないとダメみたいです。
今日また..ヨメが帰ってきました。しかも外泊許可をもらって。
今朝の回診の時医者とこんなやり取りがあったそうです。
『調子はどうですか?』(医者)
『元気ですよ』(..ヨメ)
『いいえ、貴女じゃなくてワンちゃんですよ』(笑いながら:医者)
昨日、リキの危篤を理由に外出許可を申請したので、医者がリキの容態を聞いてきたみたいです。
そこで、発作後の様子を話したところ、昨日の採血の結果を見ながら、『一泊なら外泊してもいいですよ』と言ってくれたそうです。
因みに白血球は4270でした。
昨日と今日は違う医者だそうですので、医者の間できちんと申し送りができていた、見方を変えれば、『犬が心配で外出を申請』したことが話題になっていた、ということでしょう。
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