こんなとき、我が家では『自己責任』、『自業自得』で切り捨てられ、誰一人として同情してくれません。
もっとも、仮に誰かが同情してくれても何の解決のもならないし、それはそれで良いわけです。
前置きはこれくらいにして、どうでもいい本題に入ります。
実は、1週間ほど前、下の前歯が集団でごっそり外れてしまいました。
かろうじて残っていた貴重な自分の歯の1本が、
『年を経し 根っこの乱れの苦しさに 下の前歯は 綻びにけり』
となり、その歯で支えていた部分義歯までが取れてしまったのです。
早速かかりつけの歯医者に行ったところ、診断は、
『下の義歯をそっくり作り直すしかありません』
でした。
2月12日から外国に行くことを伝えると、
『う〜ん、時間的に間に合わないかもしれませんね。お帰りになってから作りましょう。とりあえず外れた歯をもう一度付けておきます』
と言われ、付けてもらったのですが、接着面積が狭く、しかも残りの歯がぐらついているため、最初は数日ではずれ、2回目はその日のうちに外れました。
最悪の場合、下の前歯が4本欠けたままタイに行かなければなりません。
一昨年と去年は、下の前歯はありましたが、上の前歯が使えない(作った義歯が割れやすかった)時期があり苦労しました。
やっとそれが改善されたと思ったら、今度は下の前歯が使えなくなりました。
前にも書きましたが、前歯が使えないと食べ物を噛み切ることができません。特に、硬いものや繊維が多いものはダメです。
りんごなどは齧れませんし、漬物も食べられません。コシの強い麺類も途中で切れないので非常に辛いです。
結局、その類の食べ物は、あらかじめナイフなどで小さくしておいて奥歯に委ねるしかありません。
また、上が義歯の場合、唾液の分泌が悪くなるのか、水分の少ない食品や水分を吸収するような食品は苦手です。
ガムは絶対ダメ!先日、どうかなと思って試したら悲惨でした。
その点、豆腐やプリン、ヨーグルトなどは楽勝です。
汁物も歓迎です。
ということで、最近私がはまっているおやつ?は、『昆布茶』です。
その中にオカキ(亀田のソフトサラダなど)入れると最高です。
なお、カステラやバウムクーヘンなどは、唇が前歯の代役を勤めてくれますので、前歯がなくても大丈夫です。
これからまた歯医者に相談に行きますが、状況は極めて深刻です。