
さて、何所から手を付けるか?
気温ー3度。時おり小雪がちらつく生憎の天気でしたが、贅沢をいっている時間はありません。
午前9時半作業開始。
屋根に上る

いつもは連梯子を使って直接屋根にの上りますが、デッキから連梯子を持ち出すには足場が悪かったし、排雪の作業車が今日も来る予定でしたので、まず、入り口階段の踊り場付近から短い梯子でデッキの屋根に上がり、そこから屋根に上ることにしました。
屋根に上ってみると

屋根上の積雪は1.1〜1.3メートル。
何所までが屋根なのか分かりません!
雪をかき分けながらそろりそろりと進み、まず屋根の端をみつけます。
屋根の端が見つかったら、後は覆いかぶさっている雪を切り落とすだけです。
ただ、屋根の形状がしっかり頭に入っていないとできません。
うっかり雪庇を踏んだら・・・大変な事になります。
切り落とす長さは合計約14メートル。
それが終ると、屋根の背骨部分の雪を切り離さなければなりません。
幅60センチ、深さ130センチの溝を12メートル掘るわけです。
いくら雪とはいえ、締まった雪はとても重い!
道具は雪はねはと鉄製の平スコップです。
雪はねは屋根に優しく、一度に大量の雪を動かせます。ただ、硬く締まった雪は苦手です。
ちょっと無理をすると簡単に割れてしまいます。
今日も『強度抜群』のはずの雪はねを2本ダメにしました。
出来上がり

煙突付近から下方を見ました。
下から見ると

結構綺麗に掘れているでしょう。
雪はねが壊れたので、軒先から迫り出して垂れ下がっているいる雪を落とすのは諦めました。
12時、予定より早く雪下ろしの準備作業終了。
5時間はかかるだろうと思っていましたが、半分の時間で終りました。
南から見ると

屋根の雪庇がなくなっているのがわかりますか?
12時30分:天井裏への暖気送風開始。そのとき天井裏は4.2℃。
昨日着いた時天井裏は−4.7℃でした。その後ガンガンストーブを焚いて部屋を暖めたので、24時間で9度近く上昇したことになります。
14時:南側屋根でガタンととても大きい音。雪が移動開始。天井裏は11.9℃。
14時30分:南側屋根の雪落下開始。
15時:南側屋根の雪落下終了。
15時30分:北側屋根の雪が移動開始。
16時:北側屋根の雪落下開始。
16時30分:北側の屋根の雪落下終了。
送風開始から僅か4時間で全ての雪が落ちました!
完璧な落ち方です

お客さんと話し込んでいたため、写すのが遅くなってしまいました。
ちょっと見づらいかな?
大成功!100点だ!
と言いたいところですが、
排気筒が・・・

大きく凹んで、曲がっています。
真上から

雪庇が落下した時衝突したようです。
実は、その排気筒の上の雪庇を落とすとき、注意していたつもりですが、想定外に大きい雪の塊が一度に落ち、下の方で何かが壊れる音がしましたので、ひょっとしたらと恐る恐る下を見たときの写真です。
壊れたガードが写っています。
ガードのお陰

雪庇が落下した時の被害を少しでも防ごうと、雪が降る前に設置していた手作りのガードです。
それがあったのでこの程度の被害で済んだと思います。
で、外見上は大きい損傷はないように思われましたが、室内のボイラーを調べると、排気筒がボイラーから外れていました。
何年か前にも同じような事故で室内に排気ガスが充満したことがあります。油断禁物です。
ということで、残念ながら減点2。
たまたま早く気づきましたが、減点10かも知れませんね。
明日は、デッキの屋根の雪下ろしです。
ガラスがあるのでとても気を遣います。
人気ブログランキングに参加しています。よろしかったら応援(クリック)してください。
