朝から荷物作りに追われました。まず、バンコクにいる次男に送る荷物を作り、発送はKittyに頼みました。
次に、我々の荷物です。かなり、機内持ち込み手荷物に回しましたが、それでもめちゃくちゃ重い!!
重量オーバー間違いなしです。しかし,秤がないのでどのくらいオーバーか分かりません。とりあえずそのまま持って行く事にしました。
5キロくらいまでのオーバーなら目をつぶってくれるところが多いそうですが、さてチェンマイ空港は?
チェンマイ空港発は21時。19時Kittyが妹と車で迎えに来てくれました。
Kitty 姉妹

向って左がKittyです。
彼女達と私の服装の違いが際立っています。私は、少しでもケースの荷物を軽くしようと、気温30℃近いところで冬用のコートを着ています。
まさにサウナ状態です。
しかし、この努力も空しくケースは二つで52キロもありました。
ヤバイ!超過料金いくらかな?と考えていると、
Kittyがニコニコしながら、『ラッキー、今日は空いているから大丈夫』と言ってくれました。
受付嬢は何も言わず手続きを進めてくれました。良かった・・・。
しかし、名古屋までしか発券してくれません。さらに、
『荷物は名古屋で受け取ってください』
と言うではありませんか!なぜ?
チェンマイに来た時は、千歳で預け、チェンマイで受け取る事ができたのに・・・。一旦名古屋で受け取り、再度預けなければなりません。
面倒臭いし、せっかく12キロオーバーのままパスできたのに・・・。
Kittyにも確認しましたが、やはり預けなおすしかないとのことでした。
日本の空港だと2個で12キロオーバーは見逃してくれないだろうな・・・。仕方がない、超過料金払うしかない。と思っていると、オニヨメが『名古屋で荷物を詰め替えて軽くする』と言い出しました。
バンコク(スワナプーム)空港。

出国はチェンマイではなくここでします。
前回のときもそうでしたが、この空港はイミグレへの案内が不親切です。深夜の所為か人手も足りません。
しかも、イミグレの女性職員は無愛想でニコリともしません。無表情のまま淡々と機械的にさばいている感じです。
何が微笑みの国だ!
一方男性職員は絶えず同僚とおしゃべりをしたままで、ほとんどこちらの顔を見ようとしません。
それはそれとして、何事もなく(当たり前ですが)出国手続きを終え、搭乗控え室へ行こうとしてびっくり!
電光掲示板の予定時刻にANA便がありません。ANAのはずなのに・・・。その時刻の名古屋行きはタイ航空しかありません。
変だな?あらためて搭乗券を見ましたがどこにもANAの文字がありません。
そうか、ANAとタイ航空が提携しているのか。
やっとスチュワーデスが日本人になると思っていただけに、ちょっとがっかりしましたが仕方がありません。それに乗るしかありません。
ひょっとしたら機内食がタイ料理?そんな取るに足りない不安が頭を過ぎりました。
バンコク発は午前0時10分。
日本との時差は2時間です。前回それを忘れていて乗り換えの仁川空港であわてた経験がありますので、離陸(30分遅れました)後、時計を日本時間に合わせました。
名古屋到着は7時30分の予定ですので、約5時間で着くことになります。
満席。ほとんどが日本人でした。
エコノミー(狭い席)で寝るのは辛いですね。
もっとも、エコノミーしか乗ったことがありませんので他のクラスのことは分かりませんが・・・。
なかなか寝付かれず、ウトウトしたと思ったら夜が明けました。
すると、いきなりジュースのサービスです。寝起きに濃すぎるジュースはこたえます。
無理をして半分位飲んだと思ったら朝食です。
案の定タイ料理!最後の最後にこれかよ・・・。
お腹は空いているはずですが、食欲なし。
しかし、これも値段のうち、食べなきゃ損だ!ということでお粥を注文しました。
ところが大正解。あっさりしていてとても美味しいお粥でした。
名古屋空港には8時10分に到着しました。40分遅れですが、千歳行きは9時50分ですので、乗り換えの時間はたっぷりあります。
しかし、その間に入国手続き、乗り換え手続き(名古屋から千歳までの発券)のほか、チェンマイで預けた荷物を引き取って再び預けなければなりません。さらに、(長女に指示されていた)マイレージも・・・。
預けた荷物を受け取り、入国手続きを終えると、早速オニヨメは詰め替え用の袋を求めてどこかに行ってしまいました。
10分後、この袋を見つけて戻ってきました。

1050円。これなら何とかなりそうです。
早速、ロビーの椅子で店を広げて荷物の詰め替え開始。
もし人通りが多かったら少々憚られましたが、幸い空いていましたので心置きなく作業できました。
いざカウンターへ

カウンターで発券してもらう際、予め用意しておいたマイレージカードを提出し、自信満々『マイレージお願いします』と言ったところ、係りの女性が妙にニッコリして、
『お客様、これはJALのカードです』
またやってしまった・・・。これで2回目です。
ANAのカードを何所にしまったか直ぐには分からないので、マイレージ関係は後日する事にして、問題の荷物を預けに行きました。
何と、二つで39キロ!もちろん無事パスしました。
ところが、その後がいけません。
保安検査所を通る時、ストップがかかりました。
どうやら、詰め替えたブルーの袋の中に危険物があったようです。
心当たりはないのに・・・。係員と袋の中身を調べていたオニヨメが、『分かった、あれだ』と言い出し、化粧用のポーチを取り出すと、その中から何と剃刀が出てきたではありませんか。
もちろん、即没収。お咎めなし。
9時50分、予定通りANA機は千歳空港に向けてテイクオフ。
11時30分、無事千歳空港に到着しました。
飛行機を降りた途端、ヒンヤリとした空気に触れ北海道に帰ったという実感が湧きました。
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