私自身、子供のとき飼っていた猫(元野良、シロ、♂)でその体験をしています。
ある日、シロが空気銃で頭を撃たれ瀕死の状態で帰って来ました。
弾はコメカミから頭頂部に貫通していて、獣医から『シロの生命力を祈るしかない』と言われました。
幸いシロは奇跡的に回復し普通の生活に戻りましたが、数ヶ月後急に体調を崩し、いつの間にか姿を消してしまいました。
家族総出で探しましたが結局見つかりませんでした。
数日後、母屋と別棟の物置の奥の物陰でひっそりと死んでいるシロを見つけました。
50年以上前のことですが、今でもそのときの情景を鮮明に覚えています。
さて、おネコ様ですが、今日こんなことがありました。
昼寝の定位置(ヨメの布団の上)で寝ていたおネコ様が突然ゼーゼーと激しく咳き込み始めました。
どうしたんだろう?最近元気が無いし心配だな。
と思っていると10分ほどで治まりましたので一安心。
ところが、しばらくたって様子を見に行くとおネコ様の姿が見えません。
お気に入りの布団を離れて一体どこに行ったんだ?
『ひょっとして』と、一瞬シロの事を思い出しました。
窓やドアは開いていないし、家の外には出ていません。
焦って家中を探すと、おネコ様は、寝ていた部屋の隅の物陰でうずくまっていました。

死期を悟り静かにそのときを待っているのかもしれない。
そう考えて、そのままそっとしておいてやることにしました。
末期症状と言われてから1年以上生きてくれたし、もう仕方がない?
そうだ、ペットの火葬場を調べておかないと。
20年近く我が家にいたのだから、合同葬じゃないよな。
それにしても高い・・・。
30分後、おネコ様の様子を見に行くと、
なんと、またヨメの布団の上で安らかに寝ているではありませんか!

そうか、一度はその気になったけど思い直したんだ。
まだまだ死にたくない!と。
ひょとしたら、リキの一周忌(11.13)まで頑張りたいのかも・・・。
我が家の誰からも一目置かれているお前は幸せものだ。
人気ブログランキングに参加しています。
応援してくださいね。
下の小さなロゴマークをクリックしていただくだけでOKです。
どうかお忘れなく。
