



雪国育ちの家族からは、
『またこれかい。つまらないな』
と馬鹿にされそうですが、
本州の南端で育った私にとっては、先日書いた『巨大氷柱』同様、
とても珍しい現象でした。
しかし、雪国に住んでいるとごく普通の現象です。
ですから、その呼称すら知らない人がいる(我が家では誰も知りませんでした)し、
『なぜそうなるのか?』などと考えることはないのかも知れません。
初めて目にしたときは、生きている木のエネルギーで解けるのかなと思いましたが、
それでは電柱の根元の根明け(開け)の説明がつきません。
ネットなどで調べた結果、どうやら主な原因は『輻射熱』のようです。
つまり、
『樹木や電柱などが太陽光で暖められ、その輻射熱でその周囲の雪が解ける』
らしいのです。
確かに、細い木よりも(熱容量の大きい)太い木の周りに大きい穴ができるし、
穴の形も同心円ではなく、太陽光をより多く受ける南側に大きく広がる傾向があります。
春先、広大な畑に黒い粉(炭の粉末?など一種の融雪剤)
を散布するのはこれと同じ原理かもしれません。
人気ブログランキングに参加しています。
応援(クリック)してくださいね。
