妙に張り切ったヨメは、８時になると次男をたたき起こし、
朝食もそこそこに大型家具などの移動を開始し始めた。
当然その余波は私にも及ぶ。
次男と二人で重い荷物を持って狭い階段を昇ったり降りたり・・・。
ヨメはいつものことながら口うるさく指図するだけ。
で、奮闘すること３時間、ようやくそれらの移動が終わった。
後は中身の整理だけだ。昼飯を食べてからゆっくりやろう、と思っていると、
ヨメがジャージーに着替えている。
？？？
『行って来るから』（ヨメ）
『どこへ？』（私）
『テニスに決まっているでしょう！ちゃんと片付けておいてよ』（ヨメ）
『・・・』（私）
そうか、朝早くから引越しを始めたのはテニスに行くためだったのか・・・。
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