
朝の6時前からヨメが居間でバタバタと動き回っている。
仕方なく7時過ぎに起きだすと、
ヨメが『今日札幌に帰るから』と言うではないか。
『明日じゃなかったの?』と聞くと、
『そう思っていたけど、やはり試合の前に少し練習する事にしたの。
お父さんはどうする?一緒に帰る?』ときた。
私の嫌いな想定外の展開だ。
さあ困った。今日一日かけて、ヨメと一緒に札幌に帰るかどうか考えようと思っていたのに・・・。
いきなり結論を出せと言われても・・・、
今回ニセコに一人で残る場合と、一緒に帰る場合の
メリットとデメリットを検討して判断しなければならない。
しかし、データーが多すぎて旧式のPC(お脳)はさっぱり働かない。
結局考えるのが面倒くさくなり一緒に帰ることにした。
まさに、フリーズ寸前だ。
家を空けて帰るとなったらめちゃくちゃ忙しい。
今度来た時のためにキレイに掃除をしなければならない。
いつもなら、夕方までに札幌に着けるよう出発すればいいのだが、
今日は連休の中日、しかも紅葉の時期だ。
午後2時ころまでには中山峠を越えておかないと、大渋滞に巻き込まれてしまう。
掃除の分担はいつも決まっていて、ヨメは主に家の中を、私は外回りを担当する。
朝食抜き(私だけ)で片づけをし、12時15分、漸くニセコを出発。
羊蹄山、12:35

羊蹄山の麓にある近藤湧水の水汲み場(我が家から約14キロ)から見上げたところ。
ここはあまり知られていないが、今日は珍しく先客が一人いた。
振り返ると、
アンヌプリ

この後一路札幌に向かう。
中山峠方向の空が真っ黒だ。
一雨来るなと思っていたら、案の定喜茂別の手前で激しく降り始めた。
タイヤがかなりボウズになっているので70キロ以上出さないよう気をつけていたが、
左カーブで車体がズズズと横滑りするではないか!
ヤバイ!
何と、いつの間にか雨がアラレに変わっていた。
外気温も9度から6度に急激に下がっている。
夏タイヤ、しかもほとんどボウズ状態。滑るはずだ。
これから1000メートル近い峠を登ろうというのにどうする?
見ると、外の車も60キロ以下で走っている。
5分もすると幸い雨は止み気温も9度に上がった。
流れに乗ってついていくしかない。
車は切れ目なく走っているが、渋滞はない。
たいてい、中山峠の休憩所で運転を交代するのだが、
今日はヨメが熟睡していたのでノンストップ。
美しい紅葉は残念ながら写せなかった。
定山渓付近の紅葉


峠を下ったところでようやくヨメが目を覚ましたので運転を交代。
遅ればせながら駐車場から紅葉をパチリ。
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