
我が家では毎日私がコーヒーを入れている。
いつの頃からか分からないが、いつの間にかそうなってしまった。
コーヒーだけではない。紅茶を入れるのも私の仕事になっている。
どちらも基本に忠実に入れているだけだが、
私以外の家族が入れたものより明らかに美味しいと自負している。
コーヒーも紅茶も、入れる事自体は大した手間ではないし
そんなことはどうでもいい。
問題は、この神聖なコーヒーケトルを粗末に扱うヤカラがいるということだ。
実は今日こんな事があった。
いつものようにコーヒーケトルでお湯を沸かし、ふきこぼれないよう蓋を取ってびっくり!
透明なはずのお湯が少し濁っているではないか。
また何かに使ったな。
犯人?は分かっている。
『お母さん、ヤカン何かに使った?』(私)
『うん。米の研ぎ汁を花にやるとき使った』(ヨメ)
やはりそうか。
このヤカンは先が細くなっているので、確かに花に水を遣りやすい。
だからそれに使ったことを責めるつもりはないし、
『水遣りに使ったら洗っておいてくれ』などと言うつもりはない。
私がお湯を沸かす前に洗えばよかっただけだから・・・。
さて、沸かしたお湯をどうするか?
折角沸かしたのだし、大切なニセコの水だ。このまま捨てるのはもったいない。
濁りもスポーツドリンク程度だ。このまま入れちゃえ!
(全く根拠はないが)ひょっとしたらコーヒーの味がまろやかになるかも・・・。
で、米の研ぎ汁で入れたコーヒーのお味は、
実に美味だったと書きたいところだが、いつもと変わりなかった。
残念!
もちろん家族からも全くクレームはなかった。

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