
今冬は何とか転倒ゼロを達成できそうだと思っていたが、
とうとう転んでしまった。

緩やかな下り坂だが特に滑りやすい道路ではない。
こんなところで転ぶなんて・・・悔しい!
実は、この現場から約100メートル手前のもう少しきつい坂である光景を目撃した。
私がモモとその坂を登っていると、上から二人連れの女性(中年と高齢者)が下ってきたが、
すれ違った直後、後方から『ヒヤ〜ッ』という悲鳴が聞こえた。
振り返ると、高齢女性が道路の真ん中で仰向けに転倒していて、両手で後頭部を抱えていた。
直ぐに連れの女性に助けられて立ち上がり、自力で歩いていったので大事には至らなかったようだ。
それを見て、こんなところで転ぶなんて、歳は取りたくないなと思った。
が、その直後、もっと緩やかな坂で私が転ぶなんて・・・。
今までは、転倒後、転倒時の様子をスローモーションビデオのように記憶していた。
しかし、今日は気づいたら転倒していた感じで、どのように転倒したのか分からない。
念のため、転倒したところをアップで写しておいた。

靴が横滑りした痕跡がはっきりと残っている。
うっすらと雪が積もっていたため、その下の氷(凍った轍)に気づかず
不用意に軽く踏み込んでしまい、靴底のスパイクが効かなかったのだ。
油断以外の何ものでもない。
家族に転倒したことを話したら、
『大丈夫?気をつけないと危ないよ』とは言ってくれたが、
誰も『夕方の散歩代わろうか?』とは言わなかった。
私の健康の源である朝夕の散歩を奪ってはいけないという心遣いに違いない。
(などと、本気で考えるはずはない!!)
幸い左横に倒れたため、左肘と左側臀部を少し打っただけで頭部は無事だったし、
打ったところの痛みも軽かったので、いつものように夕方の散歩に行った。
