
裸のパラペット(手すり壁、胸壁)

屋根の野地板もひどかったが パラペットはもっとひどかった。
鉄板を剥がそうとすると 砕けた石膏ボードがガサガサと音を立てて崩れ落ちる。
ここまでは想定内だったが 石膏ボードの中の木部(25ミリのコンパネ)が


まるで 濡れたダンボール状態だ。ここまでひどいとは・・・。
外から見ても傷み方がひどかった北側は覚悟していたが 日当りの良い南側までもとは驚きだ。
ひょっとして構造的問題?
因みに、このメーカーの屋根は 数年後からこのパラペットがなくなっている。
もちろん すべて取り替えだ。
しかし、これが簡単ではなかった。


ボルトが錆びていたため 電動工具を使ってもビクともしない。となると力ずくだ。
サンダーで頭を切り落としてコンパネを取り外すしかない。
パラペット(幅0.5メートル、長さ2.7メートル)の木部を1枚外すだけで15分も掛かった。
すると

ようやくコンパネを固定していた金属が現れたので、それを利用して新しいコンパネを固定するわけだが、
ボルトを通す穴を正確に開けなければならない。


次々に新しいコンパネを張っていく。
玄関の屋根も悲惨だった。
コンパネ張りが終わると

防水シートを被せる。後はガルバリウム鋼板を葺くだけだ。
今日で峠は越えた?

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