
今朝はゆっくり寝ているつもりだったが カーテンを照らす朝焼けの光で目が覚めた。
羊蹄山を写す絶好のチャンスだと思ったが 体が重かったので諦めて寝ることにした。
しかしカーテンの光がドンドン明るくなり結局寝付けなかった。
仕方なく起きることにしたが体中が痛くなかなか起き上がれない。
やっとの思いで起きだし 居間の窓から羊蹄山を見たが・・・

デッキの屋根から落ちた雪で視界を大きく遮られていた。
ならばと 南東側の窓から眺めることにしたが

ここは軒先から垂れ下がった氷柱が視界をさえぎっていた。
屋根の雪がせり出したからだ。
それから間もなくヨメから電話がかかってきた。
昨日の今日だ。
てっきり 体を心配して電話をしてきた と思ったが
開口一番『雪はどう?』ときた。
で 結局ヨメは私の体調については一言も触れることはなかった。
少々がっかりしたが 冷静に考えれば十分ありうることだ。
いちいち気にしていたら 40年も一緒にはいられない。
それはさておき 昨日途中で終わった『幸運』の続きを書くことにする。
4メートルの高さから転落して助かった理由は幸運が重なったからだと思う。
@ 足元を掬われて転倒し 仰向けの状態で転落したこと。
もし頭から転落していたら・・・。
A 軒下に約1m 比較的新しい雪が積もっていたこと。
それがクッションになり衝撃を吸収してくれたし 高さも減じてくれた。
もしそれがなかったら高さ5m、しかも固い地面だ。
B 足元の厚さ50cmほどの比較的やわらかい雪の座布団に乗ったまま落下したので
雪の座布団がクッションになり衝撃を吸収してくれた。
もし 氷の座布団だったら・・・。
C 落下した足元の雪がその後ろにあった雪と分断され
後方の雪が続いて落ちてこなかったこと。
もし それも落下していたら・・・。
こうして振り返ると 本当に運が良かったと思う。
今日も北海道内で二人雪下ろし中の事故で亡くなった。
一人は2mの高さから転落して命を落とされた。
時間が経つにつれ また事故のニュースを聞くたびに 背筋が寒くなる。
明日以降 その後の屋根の様子や
豪雪に埋もれて悲鳴を上げている別荘区内の様子をお届けしたい。
中には 写した本人が感動した決定的瞬間もある。
乞ご期待!

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