
札幌の家に生えている京ブキをニセコの家に移植することになった。
広がりすぎて花畑に浸入したため ヨメに嫌われ継子扱いされていた蕗だ。
私は邪魔な株だけ移植するものと思っていたが ヨメは全部移植すると言う。
つまり 札幌の家から全ての京ブキを放逐するつもりらしい。
となると大変だ。
畑の中のフキは簡単に掘り出せるが

畑と通路の境界レンガの穴の中から出てきた株はやっかいだ。
そうだ 底から木の棒を差し込み カナヅチで叩けば抜けるはずだ。
ところが

木の棒が少し太すぎたため レンガが割れてしまった。
そこで

穴より少し細いボルトを打ち込んだ。
すると

根の芯だけが押し出され 根の皮が残ったため
株を引っ張り出すことができず レンガから出ているところで折るしかなかった。
しかも 打ち込んだボルトが抜けなくなったため
そのままレンガと一緒に埋めることになった。
ひょっとしたら
札幌で継子扱いにされたうえ 追い出されることになった
京ブキの無言の仕返しだったのかもしれない。
ニセコでは日当たりの良い広い場所に植えてやるつもりだ。

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