
先日テレ東の『世界の秘境に嫁いだ日本人妻』という番組を見た。
今回は
インド・ラダック、モーリシャス、インドネシア・バリ、中米ベリーズ
に嫁いだ日本人妻を訪ねたもので
いつもの事ながら彼女達の勇気や頑張りに驚かされると同時に
ついつい 彼女達のご両親の気持ちを勝手に想像するわけだが
ベリーズに嫁いだケース はそれにとどまらず衝撃的だった。
1年前に奥様を亡くされた80歳代の老人が
遠く日本を離れた 一人娘の嫁ぎ先で余生を送られていたからだ。
もし自分達が同じ立場だったらどうするだろうか?
ヨメに聞くと即座に『私は絶対行かない』という返事が返ってきた。
マアそうだろう。お友達はいないし 第一お仕事が出来ないかもしれないから・・・。
私は・・・きっと迷うと思う。
確かに発展途上国は医療が遅れており 病気になった場合は心配かもしれない。
しかし 人はいつか必ずその命が尽きる。
70歳を過ぎるとそれから先はオマケの人生と思っている。
だから 高度に医療が進んだ日本でいたずらに長生きしたいとは思わない。
やりたいことをやり 気が付いたら死んでいた・・・
つまり 元気でポックリだったら本人も周囲もハッピーではないだろうか?
老老介護をめぐる悲惨な事件のニュースに接するたびにその思いが強くなる。

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