
昨年2月から昨3月にかけてタイのチェンマイでプチステイしたとき、
大変役立った情報誌(フリーペーパー)である。
なお、チェンマイに行くまでは1ヶ月もいればロングステイだと思っていたが、
地元の人から見るとその程度はプチステイらしい。
あれから1年経ってもチェンマイのことが忘れられず、
今年の2月から定期購読するようになった。
現地では無料だが日本から申し込むと年間7500円(送料込)である。
月に2回発行されるので一部313円と割高だが、
A3サイズで16ページある。しかも、活字が縦横2ミリと小さく情報量は多い。
もちろん広告も多いが、見るだけで結構懐かしい。
ただ、少々老眼には辛い。
北タイ・チェンマイに興味、関心のある方は是非一度ご覧いただきたい。
なおウェブサイト版もある。
http://www.chaocnx.com/
と、ついついCHAOの宣伝をしてしまったが、本題は、今回送られて北142号の中の記事、
『北タイ人間模様』
をめぐるヨメと私との会話である。
記事は、
日本の国立大学を定年退職した後、
チェンマイ大学の客員教授として地元の人材育成に尽力されたI先生(66歳)が、
このたびチェンマイ大学から名誉博士号を授与された事を報じていた。
それを読んでいたヨメが、
『授賞式に奥さんが日本からかけつけたんだって。
先生は単身でチェンマイに行ってたんだ。
やっぱそうだよね。』
と言ったので、
『ふーん。どうして一緒にチェンマイに行っていなかったんだろう?』
と聞き返した。
その後次のようなやり取りがあった。
『遊びや観光ならともかく、なかなかあんなところまで行かないよ』
(ヨメ)
『そうかなあ。先生は決して若くないのだから、
一緒に行って健康管理をすべきだと思うけどな・・・』(私)
『健康面が心配ないから行くんじゃない?
それに、好きで行くんだから奥さんまで巻き込むべきじゃないよ』(ヨメ)
『だって夫婦だろう。どうしても行けない事情があるなら仕方ないけど、
そうでなければ行くべきだと思うけどな』(私)
『それは男のエゴだよ。定年になったらそれぞれ好きなことをすればいいの。
いつまでも一緒にひっついている必要はないと思うよ。』(ヨメ)
『だったら夫婦でいる必要はないじゃん。むしろ、互いに手枷、足枷になるだけだ』(私)
『それは違う。別れたら経済的に成り立たなくなるでしょう』(ヨメ)
釈然としない物が残ったが、それ以上話し合っても不毛の議論になるだけなのでお開きにした。
I先生ご夫妻とはスケールがまるで違うが、本質で絞って考えると、
我々夫婦のニセコ暮らしにもそのまま当てはまるように思えてならない。
因みに、我がヨメは、昨日こそテニスオフで終日家にいたが、
今日は朝からテニスの交流会に出かけ、帰宅は夕方とか。
私が起きたとき、テーブルの上にはオニギリが1個ポツン置かれてた。
一緒に住んでいても、健康管理してくれているとはとても思えない。
などと言ってはいけない。
オニギリを作っていただいたことに感謝しなければ・・・。
流しはきれいにした。モモの散歩(午前)にも行った。
後は、ヨメが帰るまでに、モモの散歩(午後)に行き、米を研いでおくだけだ。
こうして66歳、年金生活者(男は)、今日もいじけてお留守番している。
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