定年退職した夫が家でゴロゴロしていることに対する、
奥様方の不満がしばしば話題になる。今日もテレビで、
『家でゴロゴロしている夫のここが不満』
というテーマのトーク番組をやっていた。
毎度のことながら識者と思われる方が偉そうに
『趣味を持て』『地域社会でボランティア活動を』等と声高に叫んでいた。
どちらも『言うは易く行うは難し』だ。
60年間無趣味だった者が簡単に趣味を見つけれれるだろうか?
『地域社会でボランティア?冗談じゃないよ』と言ったら叱られるかもしれないが、
現役時代仕事に追われ地域社会とはほとんど関わりなかった者にとっては、
地域社会はある意味未知で無縁の世界であり、
そこに入っていくだけでプレッシャーがある。
そんな状態でボランティアといわれても・・・まず無理だ。
新たな趣味を見つけたり、地域社会のボランティアに生きがいを見つけた人は
それはそれで大いに結構、おめでとう。
であるが、それが見つけられない哀れなゴロゴロ亭主を
犯罪者扱いすることはやめてほしい。
死ぬまでゴロゴロだって良いじゃないか。
何も好き好んでゴロゴロしているわけではない。
そういう生き方しか出来ないだけだ。
奥様方も、『自分はゴロゴロ亭主の被害者』という考え方は絶対改めるべきだ。
そんな亭主でも、愛情のひとかけらでも残っていたら、ゴチャゴチャ責めたてないで、
そっと見守ってやってほしい。
テレビ局も、ゴロゴロ亭主の目線で一度番組を作ってほしいものだ。
なお、私なりに考える一番良い解決方法は、ゴロゴロ亭主が留守番している事を幸いに、
奥様方が毎日出歩く事だ。
現に我がヨメはそれを実践している。
もっとも、それも度が過ぎると問題だが・・・。

最近人気低迷で、自分で設定した引退ライン付近を行ったりきたりしています。
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