
カラスネットの縁に錘を付ければ、カラスの被害をかなり少なくすることが分かったが、
重くなるが故の課題も出てきた。
そこで、ゴミステーションに群がるカラスの行動を観察していると、
彼らはネットの上から直接ゴミ袋を攻撃するほか、
ネットの端を持ち上げて頭を突っ込んでゴミ袋を引っ張り出している事が分かった。
そうか、錘をネットの縁ではなく縁から20〜30センチ内側に付ければ良いかもしれない。
つまり、折角もぐりこんだ先に錘があった場合、
その状態で錘を持ち上げるのは厳しいに違いないので、
錘を軽く出来る可能性がある。
早速試作品を作り始めたが、現在のネットの内側に取り付けると
ゴミの収容能力が低下することが分かった。
そこで、ネットの縁に錘を取り付け、その外に新たなネットを取り付けることにした。
新しく同じネットを買えば簡単だが費用が嵩む。
なお、これらの費用は全て私の小遣いである。
ヨメに『趣味の領域』と査定されているからだ。
いろいろ考えた末、たまねぎ袋で代用する事にした。
ところが、カラスネットとたまねぎ袋の縫い合わせが大変だった。
で、結局その作戦は途中でギブアップしたが、新たな助っ人が現れた。
(続く)
