
今朝の北海道新聞にちょっと納得いかない記事が載っていた。

今冬 道内104箇所の観測点の平均累積降雪量が3月30日現在、
平年比29%減の466センチにとどまり 3年ぶりの小雪だったとのこと。
札幌市も467センチ(平年比24%減)だそうだ。
え〜?ちょっと待った!
札幌以外の観測点のことは分からないが
今冬豪雪に悩まされた厚別区の住民にとって札幌市の平年比24%減は到底納得できない。
札幌市として表示されている数値は あくまで札幌管区気象台(中央区北2西18)の計測値でしかなく、
それでもって札幌市の降雪量云々はいかがなものか。
これまで再三 同じ札幌市内でも場所によって降り方に顕著な偏りがあることを書いてきた。
次の 表をご覧いただきたい。

これは 札幌市が発表している今冬各区の土木センターが計測した降雪量などの数値をお借りして
今冬の累積降雪量を平年値と比較したものだ。我ながらヒマだと思うが・・・。
この表から明らかなように 10区のうち平年値を下回ったのは南区と豊平区の2区のみで、
他の8区は全て平年値を上回っている。
特に我が厚別区は平年値より28.3%も多いではないか!
気象台と土木センターとでは計測精度が違うかもしれないが 比較する目安としては十分と言えよう。
道新に この素朴な疑問点を質問することも考えたが
過去2回 質問に対し誠意ある対応をされなかった苦い経験があるので思いとどまった。
この記事を書いた記者は明らかに勉強不足だと思う。
願わくは このブログが道新関係者の目に止まってほしい が、無理か・・・。

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