2006年07月04日

老いの心構え

  在りし日のドラ

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 私の横顔をしげしげと見ていたオニヨメがいきなり言った。

 「お父さん、何だか少し歯が出ていない?」

 今日、上の前歯4本分の部分入れ歯を入れたばかりであり、歯医者から「人工の歯茎等の厚みがあるため、最初はどうしても少し歯が出ている感じがすると思う。少しずつ調整していくので、しばらく我慢してほしい」と言われていたし、やはりそうかと思った。

 入れ歯はどうしても異物感があり、慣れるのは大変である。数年前にも両奥歯の上下の部分入れ歯を作ったが、言いようのない違和感に耐え切れず一ヶ月足らずで使わなくなった。それ以来奥歯のない生活を続けていた。

 今回、頼みの綱だった上の前歯4本(実はブリッジ)がダメになったため、そっくり部分入れ歯となった。奥歯と違って前歯の場合は、それがないと物が噛み切れないし、話すのも不自由であり、使わないわけにいかない。

 夕食後、新しい入れ歯に疲れたので、少し口を休ませるためそれをはずした。

 するとオニヨメは、私の顔を見るなり、「歯がない人は皆同じような顔になるんだね。アハハ」と大爆笑。さらに、リキ(10歳を越えた我が家のバカ犬)にまで向かって、「変なカオになったけど、お父ちゃんだよ。アハハ」と笑いが止まらない。

 今に見ていろ、近い将来大笑いしてやるからな!
 「いつまでも、あると思うなその出っ歯!」

 私は遺伝のおかげでまだ髪がふさふさしており、髪の薄い人の悩みが分らない。しかし、失礼を承知で敢えて言いたい。
 「禿げと入れ歯、どちらか選べ」と言われたら、迷わず禿げを選ぶ、と。
 もし生まれ変わったら、今度こそ小さいときから歯を大事にしたい。

 私の実感では、入れ歯の違和感の最大の理由は、その硬さと厚さである。
 歯の最大の役割は、食べ物を噛み切ったり咀嚼することであるが、言葉を発するときはもちろん、容貌上も非常に重要である。

 確かに物を噛み切ったり咀嚼するときは強度が必要であり、硬い素材を使わざるを得ないと思う。しかし、発語や容貌上強度は特に必要ではないので、それ専用に、歯茎の部分を柔らかく薄い素材で作った入れ歯があってもいいのではないか。そうすれば、入れ歯特有の違和感はかなり軽減すると思う。

 誰でも間違いなく老いていく。老いていく上で大切なことは、それを直視し受け入れることだ、と自分に言い聞かせている今日この頃である。


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posted by tosshy at 01:31| Comment(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
髪よりも歯が大事ですか・・・。
小生,どちらも失いつつありますので,羨ましい限りです。
健康が一番!
Posted by 禿げ頭 at 2006年07月04日 19:45
 貴重なコメントありがとうございました。   お詫びかたがた御礼申し上げます。
 「健康が一番!」...全く同感です。どうかご自愛ください。
Posted by 鬼嫁の夫 at 2006年07月04日 20:42
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