
初めて腕時計を手に入れたのは
父親が時計を買い換えた際そのお古を譲り受けたときだったので
たしか中学1,2年生のころだった。もちろんゼンマイ式だ。
以来半世紀以上 風呂に入るとき以外はいつも腕時計を身に付けていた。
その間 何台買い換えたか覚えていない。
しかし 動かなくなってもなかなか捨てられずついつい引き出しの中に・・・。
そのほとんどが引越しなどでいつの間にか姿を消しているが
まだこれだけ手元に残っていた。

この中でちゃんと使えるのは1台だけで残りの4台は役に立たない。
1年前 腕時計が壊れたのを機にしばらく腕時計なしの生活をしてみたものの
外で時間を確認したいときにそれができない不安から結局また新しい腕時計を買った。
ところが 安物買いの何とやら 半年もしないうちにその腕時計のバンドが切れた。
バンドを買い換えるのが面倒くさかったので再び腕時計なしの生活に。
すると不思議なことに前回ほど時間が気にならなかった。
そのまま腕時計なしの生活を続けていればよかったのだが
壊れた物を直したくなるのが私の悪いクセ。
数ヶ月前 切れたバンドの代わりに昔の腕時計のバンドを取りつけたらドンピシャ。
こうして生き返った腕時計を使い始めたのだが
いつの間にか 腕時計をはめることに違和感を感じるようになっていた。
で 再び腕時計なしの生活に戻ったわけだが
時間を気にしない アバウトな生活も慣れれば悪くない。

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