
連日の陽気(と言っても最高気温は3.5度だが)で
交通量が多い幹線道路は


道の両側には汚い雪が残っているが 路面は乾燥している。
そろそろ冬タイヤを脱ぎたいところだが
脇道に入るとまだ圧雪(氷)が残っているのでまだ無理だ。
交差点などには


大量の滑り止めの砂が混じった真っ黒い雪の山ができている。
しかし 気をつけてよく見ると



解けつつある雪の先端が鋭く尖り
その先端が行儀よく真南を向いている。
このような現象は
しばらく新雪が降らず 強い日差しが続くとできる。
雪が多い札幌ではそれほど顕著には現われないが
降雪日数が少なく日照時間が多く しかも気温が低く風が強い道東方面では珍しくない。
三十数年 赴任先の釧路で
初めて 行儀よく南を向いた巨大な氷のノコギリ群を見た時の驚きを今でも覚えている。
ノコギリの先端は


まさに氷から水に変化する瞬間で ちょっぴり神秘的で美しい。

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