
朝、昨日買ったばかりのリンゴを切っていたオニヨメが、「瑞々しくって美味しそうだは」と言った。
私は歯力?に自信がないので、「じゃあ、薄くスライスして」と頼んだ。
しかし、「ダメだよ。シャキシャキ感が大事なんだから。スライスするなんて、リンゴを食べる資格ないよ」と一蹴された。
かくして、四分の一にカットされたリンゴを苦労して食べるハメとなった。トマト事件(8月6日)の再現だ。油断すると前歯が折れるかもしれない人の痛みがまるで分かっていない。
そのうち、「お粥を作って」と頼んだら、「お粥なんて、ご飯を食べる資格がない」と言われるかもしれない。
なお、オニヨメがいないときは、皮をむいてスライスしたリンゴに砂糖をふりかけ、電子レンジで2,3分加熱して食べる事がある。
そうすると、アップルパイの中身のようになり、しっとりして美味しく、しかも食べやすい。
ただ、高いリンゴや新しいリンゴだと叱られるので、そのために買った安いリンゴかボケ気味のリンゴしか使えない。新鮮なリンゴだともっと美味しいとは思うが...。
ちなみに、先日バナナで試してみたが、香りがきつくなりすぎてダメだった。
オニヨメは、今でもスルメやコマイなどを平気で食いちぎっている。オニヨメのその強靭な前歯が抜け落ちる日を、密かに待ち望んでいる今日この頃である。
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