2007年02月26日

雪の国から...その17

 前にも書きましたが、100平米の屋根に締まり雪が1メートル積もっていたら、その重さは実に40〜50トンです!
 家の為には屋根に積もった雪は絶対早く落とすべきです。

 定期的に屋根に上って雪下ろしをすればいいのですが、定住していない限り無理ですし、人に頼めば費用が馬鹿になりません。

 ニセコの我が家の場合、屋根の勾配を大きくする事ができないので、天井裏に暖気を送って強制的に落とすしかありません。

 当ブログ「雪の国から...その1〜」に書いてきたように、天井裏に暖気を送る方法をいろいろ試しましたが、決定打はありませんでした。

 2003年ころから、暖気を送るだけでなく、屋根を滑りやすくする方法を考えるようになりました。

 その結果、テーブルクロス等に使われている透明のビニールシートが、表面に水があると滑りやすく、氷も付きにくい事にヒントを得、屋根にビニールシートを張る事を思いつきました。

 ..ヨメに話しましたが、一笑に付されました。ならば実証しようと、札幌の自宅で2シーズンにわたって実験しました。

 コンパネを2枚用意し、日当りがあまりよくない場所を選び、ニセコの屋根と同じ勾配(100分35)にしました。
 1年目は一枚にビニールシート(塩化ビニール樹脂)を張り、もう一枚は何も張りませんでした。翌年は、ビニールシートの他、比較の為、雪などの滑りがいいと言われている、いわゆるブルーシート(ポリエチレン)を張りました。、

 その結果は期待通りでした。ビニールシートは、気温が低くても雪が5センチも積もるとサラサラと滑り落ちました。一方ブルーシートは15センチ積もっても滑りませんでした。
 もちろん、何も張らないコンパネは50センチ積もってもそのままでした。

 絶対使える!そう確信しました。

 その矢先、2005年の2月と3月に重大事故(当ブログ、雪の国から...その11〜13)が起きましたので、いよいよビニール張り作戦を実行することにしました。

 しかも、その年の3月に仕事を辞めましたので、時間だけはたっぷりできました。

 6月から具体的作業を始めましたが、ビニールシートを屋根に張る方法がなかなか思い浮かびませんでした。

 結局、ビニールシートの端にハトメを取り付け、壁(サイディング)にヒートン付きの垂木をコンクリートボンドで接着し、紐で引っ張って固定することにしました。

 ヒートン
01-hiitonn.jpg

 最初は、ゴム紐を使ってワンタッチで着脱する事を考えましたが、ゴムで引っ張ると絶えずテンションがかかっているし、風で引っ張られると、ゴムが伸びてビニールが浮き上がる心配があるので止めました。

 ビニールシートの枚数等は、家の設計図を元に何度も図面を描いて割り出しましたが、実測してみると、僅かですが狂いがありました。

 ビニールシートの厚さは、強度、作業のしやすさ、コストなどを考慮し、0.5ミリにしました。

 横葺き屋根の場合、端の鉄板を折り曲げた部分が鋭利なため、そのままだとビニールシートが簡単に裂けてしまいます。

 そこで、ゴムホースを短く切り、切れ目を入れて二重に重ねて角々に張ることにしました。

 また、端が段々になっているため、そのままビニールシートを張ると隙間ができてしまいますので、寒冷地用強力接着テープでしっかりと隙間を塞がなければなりません。

 ビニールシート同士は、少し重ね合わせて寒冷地用強力接着テープで止めることにしましたが、問題は、隙間なく止めるかどうかです。

 隙間なく止めると、少しでも風が入り込んだ場合、ビニールシートがヨットの帆のように膨らんで剥がれる可能性があります。 そこで、実験的に、隙間なく張リ合わせた部分と、隙間を(風の抜け道)をあけた部分を作る事にしました。
 

                      (続く)

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posted by tosshy at 01:57| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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