第一、第二、第三クール全て違う病室でしたが、三室とも比較的近い場所で、どの部屋も窓か見える景色は向かいの病棟だけでした。

(再掲)
私は入院したその日から、「憂鬱な眺めだ。ますます気が滅入るだろうな」と思っていましたが、..ヨメは、これまで病室からの眺めについて不満を口にした事はありませんでした。
嬉しい事に、新しい病室からは、僅か(視野の5分の一?)ですが活気あふれる町並みが見えます。

..ヨメがその町並みを見ながら「やはり外の景色が見える方がいいね。一度あそこに見えるレストランに行って食べたいね」と言いました。
すかさず、「そうでしょう。病棟ばかり見ていると気が滅入るよね。『(向かいの家の壁しか見えない)札幌の家は嫌だ。ニセコに行きたい』と私が言う気持ちが分かるでしょう」と聞きました。
ところが言下に「それとは違うと思う。お父さんはいつも家にばかりいるからそう感じるだけで、私みたいに出歩いていると全然感じないよ」と切り捨てられました。
そうか、やはり分かってないな。「殺風景な眺めばかり見ていると気持ちが滅入り、素敵な風景に接すると心が癒される」と言いたかっただけなのに...。
それはそれとして、残念ながら?この素敵な病室は長居できません。明日の採血の結果如何では即日退院になるかもしれないからです。
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