
昨日天井裏に温風を送り始めてから23時間が経過した。

しかし、屋根の雪は軒先から大きく迫り出したものの 落ちる気配はない。
早い時は通風開始後2〜3時間で落ちるのに・・・。
やはり、予め屋根の上端から迫り出していた雪庇をカットしておくべきだった。

今回、雪庇がそれほど大きくなかったのでカットを省略したのが失敗だった。
屋根裏を暖めたため、屋根の雪が何時落ちてもおかしくない。
今更屋根には上れないし、さてどうしたものか・・・。
仕方がないので 何度か雪下ろしを依頼したことがる業者に
事情を説明して対処してもらおう。と、考えその業者に電話した。
すると、生憎担当者が不在だった。
さらに大きく迫り出すと、軒が折れる危険がある。
あれこれ思案していると、ヨメが
「デッキの屋根に上って雪庇をカットしたら?下から見ててやるから」
と言うではないか。
いくら見てくれていても、転落を止めることは出来ない。
それを承知の上での発言は、
「落ちるのは仕方がない。そのときは助けを呼ぶから」
ってことらしい。
たとえ直ぐ助けを呼んでくれたとしても、状況によっては間に合わないかもしれないし、
たとえ助かったとしても、大怪我をする危険だってある。
一度転落したことがある者にとって、やはり屋根に上るのは怖い。できれば上りたくない。
と思ったが、我が家においてヨメの言葉に逆らうことなど決して許されない。
意を決してデッキの屋根に上ることにし、ヨメが差し出してくれたみかんを、
これが人生最後の食べ物になるかもしれないと じっくり味わって食べた。

気温が高く雪が未だ硬く締まっていなかったので、作業はやり易く約30分で終了。
なお、途中デッキの屋根の上で2回転倒したが幸い転落は免れた。
それから約1時間30分後、


屋根の雪が轟音とともに落ち始め、



約30分でほとんど落ちた。
後は 管理会社に頼んで排雪してもらうだけだ。

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