

2018年7月31日 肺癌の手術を受けるため南三条病院に向かった。
まるで人生の終わり?のような沈痛な表情をしている。
のだが、それを自撮りした人がそこにいるから不思議だ。
当時の心境は
7月31日
いよいよ闘いの始まりだ!
最後の我が儘を言って個室に。
この病院は地下に温泉♨️がある。明日の手術に備え身を清めるため行くと...残念!!
未だお湯が張ってなかった。

8月1日
ドクターから明日の手術について詳しく説明を受けた。「ご高齢なのにカクシャクとされていますね。今も現役で働いていらっしゃいますか?当院では、肺から他の臓器に転移していた場合手術はしません。しかし、脳への転移は特殊ですのでそれがあっても可能限り手術します。脳腫瘍の治療はすでに終わっていますし、手術に耐えうる体力もあると思われますので予定通り明日します。」(DR)
思っていた以上に大変な手術だ。肉体へのダメージはもちろん、合併症などのリスクも大きい。しかし もし今手術を受けなかったら悲惨な結果が待ち受けている。つまり手術が今取りうる最善の選択なのだ。眠りから覚めたら手術は終わっている。もし目が覚めなかったら。。。そのときはごめんなさい。
8月2日
さあ 旅立ちの朝だ。旅の衣は整った。9時間後には無事帰還できるはず。。。
麻酔から覚めた時、真上から誰かが私の顔を覗きこんでいた。未だ意識が朦朧としていたためそれが誰だか分からない。そのまま意識が遠のき再び目を開けると、見慣れた妻の顔がそこにあった。その時私が一言発したらしいがまったく記憶がない。後で妻が教えてくれた 私が発した一言は「生きてたんだ」だったらしい。本当に生きてて良かった。 (8月7日に記載)

8月4日
医者の説明では手術は予定通り無事終了。リンパ節にもガン組織はなかった由。術後二日経ったが痛みはほとんどなし。順調に回復している。昨日から歩行開始。血色良くとても大手術を受けた病人には見えない?

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