
これで最後の手術だと思うと何故かテンションが上がる。さあ頑張るぞ!
慣れとは恐ろしいものよノウ・・・
当時の心境は・・・

5月8日
予定通り入院。もちろん今回も個室。
担当医から手術について詳しい説明を受けた。
最先端技術のロボット補助の手術とは言えもちろんリスクはあるが 不安はない。
5月10日
昨日の午後2時、ヨメに見送られ手術室に向かった。
午後6時、病室のベッドの上で麻酔から覚醒。麻酔が効いているのか痛みは全くなかった。
ヨメによると手術は無事終わったらしい。
午後、早くも介助歩行させられた。痛みはないが何本も管を付けてままの歩行は結構辛い。
5月11日
今日は単独歩行。まだ管がついているがスムーズに歩行できた。それを見た看護師からX線を指示された。
病室は3階、レントゲン室は1階。もちろんエレベーターを利用するが、かなりの長旅だ。無事クリア。
5月12日
点滴終了。残る管は尿管とドレーンのみ。
5月13日
尿管とドレーンが外れ、やっと束縛から解放された。自由っていいなあ。
5月14日
最後の手術も成功裏に終了。
平成30年4月から元号を跨いで実に1年1ヶ月・・・
我ながらよく頑張ったと思う。
今回も術後の回復は順調で、今週中には退院できそうだ。
ただ、これで全て終了ではなく命尽きるまで経過観察が続く訳だが、(会う人全員から信じられないと言われるほど)体調がすこぶる良いし、今回のメンテナンスにより5年は健康生活が保障された と勝手に解釈している。
となると、その貴重な時間を目一杯有効に使わない手はない。やり残したこと、やりたいことが次々に浮かんでくる。
5月17日
予定通り退院。


5月26日
退院の2日後からニセコで静養中、と言いたいところだが、世の中そう甘くは無い。
老骨に鞭打って野良仕事に汗を流している。矢張り病み上がりの体に力仕事は少々きつい。


6月7日
術後1ヶ月目の検診結果は「順調」。大丈夫だと思っていても医者からそう言われるとホッとする。
約1年1カ月間、脳腫瘍、肺癌、大腸癌、腎臓癌と闘いその全てを撃破?できた。しかも感染症や抗癌剤治療の副作用もなく、手術前の体調を維持している。誰もが「奇跡だ。運が良かった。信じられない。」と言う。
確かに、ガンマナイフ(定位的放射線治療)、胸腔鏡手術、腹腔鏡手術、抗癌剤治療、ダビンチ(ロボット手術)と最先端の医療技術の恩恵を受けられたことは幸いだった。
なお、一連の手術で脇腹から腹部にかけて2〜5cmの傷が合計15箇所残ったわけで、
あの北斗の拳のケンシロウに勝った?
これで必要な治療は全て終わり、後は定期的に経過を観察するのみ。
ということで、隣町に住む長女夫婦が快気祝いをしてくれた。
町中に漂うニセアカシアの甘い香りに心が癒される。
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