
リキの散歩道の河川敷に立っている看板?です。
実は、毎年そこで畑を作っている人がいました。
しかも、とても素人とは思えない見事な畑でした。
ずーっと長い間黙認状態でしたが、数年前『ここで畑を作ってはいけません』という立て札が立てられました。
それでも、畑は作られ続けました。
すると、2年ほど前、その畑に握りこぶし大の大量の砂利が入れられ、この看板が立てられました。
以来、畑は作られなくなりました。
そこを通る度に、壊れそうな自転車に乗ってその畑を作りにきていた、今時珍しいほどの粗末な身なりをした老夫婦の姿が思い出されます。
彼らにとって畑仕事は唯一の楽しみだったに違いありません。
ところが、非情にも、お上はそれを奪ってしまいました。
もちろん、ダメな事はダメです。最近社会問題になっている、都会の河川敷を私物化している輩と変わりありません。
そのことに異論はありませんが、老後の唯一の楽しみを奪われたであろう、あの老夫婦を不憫に思うのは私だけでしょうか?
よろしかったら、『人気ブログランキング』を応援(クリック)してください。
左欄外にも同じものがあります。どちらでも結構です。
